
会長 土井 信広
秋冷の候,会員の皆様におかれましては益々ご清祥のことと存じます。
平成22年度夏期研究大会も,会員皆様方の御協力のもと盛会のうちに終えることができました。
まことに有り難うございました。
現在,本部・調査研究部・研修部・OA部におきましては,22年度の事業計画に従って一生懸命業務に取り組んでおります。さらに本年度は,組織検討委員会からの答申を受け,去る7月の総会で承認いただきました支部再編に向けての準備や今後の研究大会の在り方について研究を進めています。
来年度の事業計画について少し触れてみたいと思いますが,平成23年度の夏期研究大会は,前期は鹿児島支部C班,後期が北薩支部が担当することになっています。両支部においては開催に向けての準備等で大変御苦労をおかけしておりますが,よろしくお願いします。
また,第64回全国公立高等学校事務職員研究大会は7月28~29日に京都市で,九州協議会研究大会は6月9~10日に宮崎市で開催される予定です。
さて,現在,少子・高齢化や地球環境問題の深刻化,また昨年からの世界同時不況に起因する新たな問題,さらには民主党の政権交代による政策の転換など,私たちを取り巻く社会環境は大きく変化してきております。教育の分野におきましても,このような時代や社会の変化に適切に対応するための様々な改革が進められているところです。
また,高校におきましては,平成22年度から授業料の無償化がスタートしましたが,一方では,学校徴収金の徴収,管理,支払いに関する課題も生じています。
さらにわれわれ事務職員に直接関係する課題としては,県の行財政改革に伴って予算や人員が削減される状況にあり,学校現場においてもより一層効果的な学校運営や予算執行が求められています。
私たちは,このような社会の変化に柔軟に対応し,学校経営にも積極的に参画し,時代の要請に応えられる事務職員として,専門性を高めるために常に自己研鑽に励み資質の向上に努める必要があると考えます。
終わりに本協会の益々の発展のため,会員の皆様方の御協力を御願いしますとともに,
皆様方のご健康を御祈念いたします。
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